メタ情報
メタ情報とは
Modelのregisterクラスメソッドで、Modelにいくつかのメタ情報を付与することができます。
class Topic < Retriever::Model
register :rss,
name: "RSS Topic",
timeline: true
end
registerの第一引数はslugで、mikutter内部でのModel固有の名前を設定します。同時にインストールされる他のModelと被らないようにします。
メタ情報を定義すべきModelとそうでないModel
基本的には、以下のようなことを想定しているModelでは、メタ情報が必要です。これらの操作をする時、メタ情報が無ければmikutterはクラッシュします。
handleメソッドを利用して、特定のURIに対応させた時- Retriever::Model::MessageMixin をincludeするなどして、タイムラインに表示されることを想定したModel
定義できるメタ情報の一覧
slug
これだけは名前付き引数ではありません。第一引数に単にSymbolを与えます。
これは、他のModelとは重複しない名前をつけてください。また、registerを呼ぶ時には、この名前は省略することができません。
slugは内部の設定値に使うので、後から変更することは推奨されません。変更したリリースをすると、このModelに関する設定をユーザがしていた場合、リセットされる可能性があります。
被らない名前をつけるために、<プラグインslug>_<Modelのslug>のような名前をつけることをお勧めします。
例
class Location < Retriever::Model
register :location
field.float :lat
field.float :lng
end
name
設定画面やIntentプラグインによって表示される名前です。
slugがmikutter内部で利用する名前であるのに対して、ユーザに表示することが目的となるので、Stringで渡します。多言語対応プラグインであればこの値は多言語化します。
例
class Topic < Retriever::Model
register :rss,
name: "RSS Topic"
end
timeline
タイムラインに表示することを想定したModelなら、trueを設定します。
今のところ、timelineがfalseでもタイムラインに表示することができますが、表示設定にこのModelのフォントや背景色を設定することができなくなります。
タイムラインに表示されることを想定しているModelには、この値をtrueに設定しておきましょう。
デフォルト値はfalseです。
reply
このModelがリプライに対応しているならばtrueを渡します。
trueの場合、表示設定に、リプライだった場合の背景色を設定する項目が追加されます。このModelのmentioned\_by\_me?がtrueを返した場合、リプライの設定が反映されるようになります。
基本的に、timelineがtrueでない場合は無視される値です。
デフォルト値はtrueです。
myself
このModelがユーザ自身によって生成される可能性がある類のものであればtrueを渡します。
例えば、Twitterのツイートのような、ユーザが投稿するようなオブジェクトであればtrueです。一方でシステムメッセージやRSS等、ユーザが一方的に受け取るものの場合はfalseです。
trueの場合、表示設定に、自分が生成したオブジェクトの背景色を設定する項目が追加されます。このModelのmyself?がtrueを返した場合、その設定が反映されるようになります。
基本的に、timelineがtrueでない場合は無視される値です。
デフォルト値はtrueです。